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臨床病理学:ATLAS OF VETERINARY HEMATOLOGY
2016/05/23
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Atlas of Veterinary HematologyはAtlasの名の通り画像メインで論理的な詳細に乏しいという感じもありますが、血液を見てて何か調べものをしようと思う理由って「この形態はどういう機序で発生したのか・・?」と思うよりも、圧倒的に「なに!?これ!!!」の場合の方が多いはずなので、結局は画像が多いほうがよいのだと思います。その像がどういうものかさえ分かれば、詳細は「獣医内科学」なんかで情報が得られるわけですから。よく眺めてる本の一つです。(KA)
臨床病理学:Atlas of Canine and Feline Cytology
2016/05/23
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細胞診に関する本の中でも、もっともわかりやすく、詳しく、読みやすい和書です。FNA検査だけでなく、体腔内液・尿・脳脊髄液各検査の項目もあります。写真が多く、また写真の解説も豊富なので、確実に知識がついていきます。低学年向けではないですが、細胞診に興味のある学生にはおもしろい一冊だと思います。かなり高価ですが、一冊あるとかなり重宝します(Y)。
日本語版-カラーアトラス犬と猫の細胞診
臨床病理学:伴侶動物の臨床病理学
2016/05/22
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内科学:普及版 犬と猫の皮膚科臨床
2016/05/22
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簡潔な説明と明快なカラーイラスト・写真により、非常にわかりやすい構成となっており、皮膚科領域について学ぶための入門書として優れています。日本における状況を踏まえて執筆されているので、臨床で活用できる機会も多いことでしょう。
また、付録として巻末に掲載されているまとめのテストや略語、薬品一覧も有用でしょう。
ただし、各情報の根拠を示す引用文献が明記されていないため(参考図書リストはありますが)、元情報の原文にあたったり、その情報の新しさを確認することができないという難点があります。従って、より詳細な情報が載っている別のテキストも参考にしながら、ハンドブックのように用いるのが賢明かもしれません。
内科学:徴候からみる鑑別診断―犬と猫の臨床
2016/05/22
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実際の臨床現場では、動物が診断名をぶらさげてやってくるわけではなく、いくつかの徴候を示してやってくるため、このようにまとめられたテキストは大きな価値をもってきます。臨床に携わることになった新人獣医師が診断プロセスについて学ぶため、また既に一定の経験を積んだ獣医師が診断について見直すのに有効でしょう。
ただし、病因論や転機などについて詳しく述べられているわけではないので、やや物足りなく感じる面もあるかもしれません。深く学ぶ目的では、別のテキストにあたる必要があります。
なお、付録のDVDがありますが、これもやや物足りない感が拭えません。あくまで補助教材と認識しておくほうが良いでしょう。(kimu)
内科学:獣医内科学
2016/05/22
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内科学:Small Animal Internal Medicine (National Veterinary Medical Series for Independent Study)
2016/05/22
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「なんでこの仔は吐くんだろう・・・?」
の類症鑑別として見るには良いテキストだと思います。より実践的な(臨床的な)テキストという風に感じます。文章はごく基礎的な単語で構成されてますので、内科学全般を復習するために流し読みするには適当なテキストだと思っています。
それよりも何よりも、お値段の安さがとても素晴らしいと思います。(KA)
内科学:Small Animal Internal Medicine
2016/05/22
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小動物内科学の良書。Textbook of Veterinary Internal Medicineとは対照的に、図や写真が豊富で、フルカラーです。
日本語版はなぜか上下二冊に分かれており、価格も10万円ほどします。原著は改訂され、最新は第4版です。(酒井)
小動物内科学の教科書です.小動物内科学の教科書には本書(Nelson)と“Textbook of Veterinary Internal Medicine”(Ettinger)がありますが,Amazon.comでのレビューを見て,「Nelsonの方が主流かな?」と感じたので,こちらを買いました.写真が結構あり,英語は簡単で非常に読みやすく,説明もわかりやすいです.日本語版はすごく値段が高いので,小動物内科学に興味のある方は原著の利用をおすすめします.(NaO)
日本語版: スモールアニマル・インターナルメディスン
内科学:Textbook of Veterinary Internal Medicine
2016/05/22
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獣医内科学のバイブル。上下二冊セットで、2000ページを超える教科書です。内容も、かなり細かい字で、これでもか!というくらいぎっしりと書かれています。写真等はほとんどなく、白黒です。
通読するものではないと思っていたのですが、米国獣医内科学専門医の受験のためには、通読が必須だそうです。いったい何日で読むのでしょう?
残念ながら、日本語版は二つ前の版で止まっています。(酒井)
日本語版-小動物内科学全書
内科学:The 5-Minute Veterinary Consult: Canine and Feline
2016/05/22
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非常に見やすい疾患別の参考書。A-Z順で、内科疾患を中心に様々な疾患に関してまとめられています。少ないもので1ページ、多いものでも見開き2ページにまとめられているので、大変見やすいです。どの疾患も、基礎知識、診断、治療、投薬、経過、その他など、統一して書かれています。
臨床家が、診察前の5分間で、その疾患の確認をする、といった目的で書かれているようです。しかし、学生が個々の疾患を調べる時にも、非常に役に立ちます。このページ数(1500ページほど)とこの分量で、この値段は安すぎるくらいです。
欠点としては、図や写真がほとんどない事でしょうか。付属のCD-ROMには入っています。余談ですが、この本の表紙の色が、初版では緑、二版で黄色、三版では赤色です。どんどん危険な色になっています。四版が発売されました。なんと予想通り表紙は黒色です。(酒井)
とある米国内科学専門医の先生は、Resident時代にこの教科書の使用は止められていたそうです。確かにすぐ調べられるのは良いのですが、あまりにも病態生理についての記述が少なすぎるからです。やはり病気を理解するには原因→体内病理動態→症状発現を理解しなければいけないということでしょうね。(F)
日本語版-小動物臨床のための5分間コンサルト【第3版】 犬と猫の診断・治療ガイド