基礎獣医学 書評
免疫学:Immunobiology: The Immune System in Health and Disease
2016/05/16
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免疫学を初めて学ぶヒトには、内容が詳しすぎて、あまりお勧めできません。基本的な分子生物学や、他の免疫学入門書を読んでから読む方が、より読みやすく、理解しやすいと思います。
この本の原著にはCD-ROMがつきます。これが素晴らしいです。文字や模式図だけではイメージしにくい免疫機構を、アニメーションと音声で解説してくれます。全て英語ですが、音声の内容も、別のファイルに入っていますから、それを見ながらであれば十分理解できます。さらに、教科書に含まれる全ての図(表、模式図、写真)が、パワーポイントあるいはpdf形式で閲覧できます。
日本語版は現在第五版、原著は第六版が出ています。画像は第五版の原著です。(酒井)
日本語版-免疫生物学―免疫系の正常と病理
薬理学:NEW薬理学
2016/05/16
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田中 千賀子 南江堂 2007-05
当然の事ですが、薬理作用は動物と違う可能性がありますので、この教科書を鵜呑みにして獣医薬理学関係の本を読まないのは危険です。あくまで参考書にしましょう。(酒井)
薬理学:新編 家畜薬理学
2016/05/16
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吐山 豊秋 養賢堂 1995-08
残念ながら、全編白黒で、図もあまり多くなく、書式も一定していないため、読みにくくなっています。この教科書では不十分な箇所、あるいは理解しきれない箇所は、他の教科書をあたると良いでしょう。(酒井)
薬理学:新 獣医薬理学
2016/05/16
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伊藤 勝昭 近代出版 2010-03
簡潔に書かれた薬理学の教科書。二色刷りで、重要な箇所がわかりやすく、図も多く含まれていて読みやすいです。各章の始めに重要事項のまとめが書いてあり、知識の整理にも役に立ちます。
初めて薬理学を学ぶに最適な教科書です。欠点としては内容が薄い事です。個々の薬の細かい注意は、他の本を参照すると良いと思います。(酒井)
獣医薬理学の教科書.図や絵が入っており,見やすいです. 内容は薬理学の基本を網羅したかたち.物足りなさも若干ありますが,教科書としては良い本だと思います.(NaO)
生化学:獣医生化学
2016/05/16
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大木与志雄 文永堂出版 1995-01
ヒトと家畜は、その代謝が共通する箇所が多く存在するので、基礎の部分はヒトの教科書で学んでも大丈夫でしょう。しかし、動物に特異的なものはヒトの教科書では学べませんから、こう言った教科書で確認すると良いと思います。(酒井)
生化学:Biochemistry: International edition
2016/05/16
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2007年現在、最新版まで翻訳されています。(酒井)
生化学:マッキー生化学
2016/05/16
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T. マッキー,J.R. マッキー 化学同人 2003-10
生化学:シンプル生化学
2016/05/16
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林 典夫 南江堂 2007-04
代謝経路図は、シンプルにまとまっているので、私はノートに何度も書き写して覚えていきました。最低限の勉強をするには十分かと思います。しかし、突っ込んだ内容は皆無なので、さらに学ぶためには他の教科書にあたる必要があります。(酒井)
生化学:ヴォート基礎生化学
2016/05/16
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Donald Voet,Charlotte W. Pratt,Judith G. Voet 東京化学同人 2010-01
生化学:Molecular Biology of the Gene
2016/05/16
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日本語版-ワトソン遺伝子の分子生物学 第6版