病理学:動物病理学各論
日本獣医病理学会 文永堂出版 2011-05
器官系統的に、代表的な病理疾患を記述した教科書。総論と同じく、図も写真も白黒です。各論に関しては、ヒトの教科書では学べないので、この教科書できっちりと学ぶと良いでしょう。
多くの人は、病理学で初めて「病気」を系統立てて学ぶと思います。その病気の代表的な病理変化を覚え、その病理変化の機構を総論で確認すると、病気を体系的に理解できると思います。
また、後の内科や外科などで再び同じ疾患に出会ったときに、もう一度見直すと、一つの疾患を様々な視点で見る癖がつくと思います。(酒井)
獣医病理学各論の教科書.総論同様,コンパクトにまとまっているので,ちょっとした調べものには有用です.しかし写真は白黒なのであまり役には立ちません.もっと詳しく知りたい時は“Pathologic Basis of Veterinary Disease”を読みましょう.(NaO)