マンガ:まんが医学の歴史
茨木 保 医学書院 2008-02-01
ヒポクラテスからiPS細胞の中山先生まで、古今東西の重要人物について知ることができます。特に力が入っているように思われたのは、解剖学の夜明けに携わった死体狩りのヴェサリウスです。いかにしてルネサンスの時代に教会の権威に変化がもたらされたのか、非常に興味深く読み進められます。
いまある医学がどのような経緯で発展してきたものなのか、考えるきっかけとなることでしょう。医学史の導入として、手軽に読める1冊です。(kimu)
獣医学教育をささえあう会